ゲーミングPC向けディスプレイについて、迷っています。2016年8月版として検討したので記録として残しておきます。

ゲーマーには一般常識でしょうが、リフレッシュレートについて60Hzは一般の方向け、144Hzはゲーマー向きなので、もちろん144Hzが欲しいところです。ちなみに、240Hzもあるようですが、純粋な240Hzはないみたいです。詳しく知りたい場合は調べればすぐにわかるはずです。リフレッシュレートは高ければ良いというわけではなく、240Hzは144Hzに比べてラグが出るそうで、そのラグはFPS(First Person shooter, ファーストパーソン・シューティングゲーム – Wikipedia)においては命取りになります。

ここで、グラフィックボードの性能でよく出てくるfps(Frame Per Second, フレームレート – Wikipedia)と、ディスプレイのリフレッシュレートとの関係が気になりますよね。どちらも高いほうが良さそうですが、GTX 1080だとあるゲームで最大200fpsを記録したと話題になっていたりします。200fpsに対してディスプレイはどれくらいの性能があれば対応できるのか、疑問になりませんか?

fpsはゲームソフトの世界の中での画面描画速度になります。CPU+GPUで1秒間に何個のフレーム書き換えができるかの性能です。複雑な演算があるほど処理に時間がかかるので低下します。簡単な演算しか発生しなければ高くなります。格闘ゲームではタイミングを正確にとれるようになるということから、固定にすることが多いようです。例えば「バーチャファイター2 – Wikipedia」にあるように、バーチャファイター2ではアーケード版は57.5フレーム、セガサターン版は60フレームと固定です。はやりのFPSゲームでは、プレーヤーやキャラの移動だけでなく、視点移動なども入るので、単純に固定にすることは難しいのでしょう。マインクラフトなどでfpsを表示すると変動します。

ここで、あるゲームで最低100fpsのフレーム書き換えができるグラフィックボードを使っていたとします。これに60Hzのリフレッシュレート性能のディスプレイをつないで遊ぶと、PC側では100回書き換えるのに、ディスプレイ側では60回しか書き換えができないので40回分は無駄になります。144Hzのリフレッシュレート性能のディスプレイをつなぐと、ディスプレイ側では144回の書き換えができるのに100回しか書き換えが発生しないので、44回分余裕ができます。ということで、60Hzと144Hzのモニタではどちらが良いか、というと、基本的には余裕のある144Hzの方が有利になります。

ここで、同じ性能のPC(グラフィックボードも同じ)と144Hzのリフレッシュレート性能のディスプレイを使った場合は、同じ条件になるのか、が気になるところです。ゲーム上、特に差がでないなら、安いディスプレイでいいかな、と思いますよね。でも、調べてみると、ディスプレイによって対応している機能がちがっていて、どれを選ぶのかもポイントになってきそうです。ディスプレイの売り文句にあがっていた文を一例をあげると、下記のとおりです。

  • 残像感を徹底的に低減!144Hz駆動&低遅延0.05フレーム未満
  • カクつき・テアリングを無いゲーム体験を提供する、AMD FreeSyncに対応
  • ブレ削減モード
  • 1ms(Gray to Gray)の高速応答速度
  • 高速応答テクノロジーであるAMA(Advanced Motion Accelerator)を搭載
  • NVIDIA G-SYNCテクノロジー
  • 映像のブレを軽減するNVIDIA ULMB(NVIDIA Ultra Low Motion Blur)機能

ブレ、カクつき、残像対策について、何を使うか、何を求めるか、によって選択肢が変わってきます。対応するグラフィックボードもきちんとチェックが必要でしょうし、OSも確認が必要でしょう。簡単には決められなさそうです。

いまのところ予算を大幅にオーバーしているのですが、GTX 1080を使うからには、これぐらいのディスプレイが欲しいということで、WQHDのものをリストアップしてみました。

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